民主共和国臨時政府執務室

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スタンリー・キューブリック『2001年宇宙の旅』



iTunesという文明の利器を使って視聴し、観終わって2分後に書き始めている。




細かい詮索はしない。私にはその素養がない。
しかし、この映画は見るセックスである。アドレナリンが出まくっている。終盤にはイった。






ギリギリ20世紀に産まれてはいるが自我はほとんど21世紀にしかない人間から見て、これは見るセックスだ。





ツァラトゥストラ」の効果は申し分ない。ぼくはそもそも「ツァラトゥストラ」を聞くだけでイく。映像がつけば言わずもがなである。失神ものである。





その映像が素晴らしい。もう半世紀以上も前の映像である。キューブリックの執念、技、恐ろしさ。







SF的要素を除いても、この映画の世界観は近いうちに現実となるだろう。人類は(想定の半世紀遅れではあるが)今まさに宇宙への本格的進出を遂げようとしている。民間資本による宇宙開発がそれである。500年前から見たアメリカ新大陸の位置に宇宙はある。これから宇宙はさらに切り開かれてゆくだろう。










これらの意味で、この映画は芸術であり教養であり、預言である。