民主共和国臨時政府執務室

Willkommen im Büro der Provisorischen Regierung der Demokratische Republik!

好きなものについて

ふとこの文章群を振り返ってみたとき、自分はこれまで嫌いなもののことしか記述してこなかったことに気がついた。下書きに入っていた文章もなんだか面白くない。なので今回くらいは好きなものを列挙しようと思う。 ①南アジア料理南アジア料理については言う…

天地に告ぐ

全てのインプ稼ぎスパムに滅びあれ全てのインプ稼ぎ一神教徒に業火あれ全ての陰謀論者は死に絶えるだろうそれでも逃げない奴らは飲み込まれてしまえ栄光よ、避難者の上にあれ汝が砦は全ての災厄を飲み込み籠城は天地に克つだろう

服飾と官能、またはバタイユとの格闘(une bataille avec Bataille)

あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。 主は、とこしえにいます神 地の果てに及ぶすべてのものの造り主。 倦むことなく、疲れることなく その英知は究めがたい。 イザヤ書 40:28 本屋で聖書検定なるクソの役にも立たない検定の「公式テキスト」を見…

“To be” EQUALS “Not to be,” that is NOT a question.

最早輪廻の内に在らず。ぼくには何の業もない。

人類永劫の平和の為に

平和を実現するのは難しい。地球上に平和を実現するにはどうすれはよいのか。文明の一才合切を放棄するのがよい。 人類が最も簡単に和合団結するには、外に「攻めてくる敵」を作ることが人類の習性を鑑みるに最も容易である。人類の外の敵とは宇宙人である。…

汚染

ぼくはまさに今死にゆく肉塊、つまりこの瞬間も腐っている蛋白質に縛り付けられている。この肉塊の中にはウンコ、己の意思で摂取しておきながらそれを外に出す際には罵倒語として認知される概念が詰まっている。 そしてぼくは、そのウンコの素から分子を吸い…

泣きました ぼくは無神論者でアナキストで反出生主義です

①ふじさんろくにおうむなく 嘔吐 新訳作者:J‐P・サルトル人文書院Amazon嘔吐 新訳 - 株式会社 人文書院 あれは確か中学時代のこと(たびたび中学時代の話を持ち出すのはそこ以外の人生に栄光がなかったからと言えるのだが)。中学生の夏休みとは人生でもっと…

a present

プライベートで人生の区切りがついたタイミングなので、現段階で自分の脳みそに浮遊していることがらを文章として書き出しておく。 ①Amazing Grace ぼくはアメイジング・グレイスという曲が「嫌いではない」。メディアの効果で割と世間にも知られた曲である…

高島鈴『布団の中から蜂起せよ』

布団の中から蜂起せよ: アナーカ・フェミニズムのための断章作者:高島 鈴人文書院Amazon布団の中から蜂起せよ - 株式会社 人文書院 書店に赴くという行為は、ぼくにとってただ脚の筋肉の運動を意味するというわけではない。そもそも書店というところには、本…

(仮題、あるいは本題そのもの)

小ラーメンカタメの希死念慮マシ尊厳スクナメアブラカラメショウガにキムチのトッピング(¥100)というのが昔からのオーダーである。 ①意志の弱さについて iPad Proを買ってしまった。全く必要がないのに。自分でもびっくりするくらい決断に自己の意志が関与…

シンデレラガールズ論

過去の記事を読み返し感傷に浸っていた。歳をとったせいかSentimentalismeになっている気がする。おセンチ(死語)な日々だ。久々のアイドルマスター論である。 Mobage上にて展開されていた「アイドルマスター シンデレラガールズ」はつい先日、2023年3月末…

考え得ることは存在し得る。

ボロめのアパート。玄関入って正面がキッチン、すぐ右手に居室。ブラウン管のテレビ。ジャニーズ系の男。これからタイムトラベルをする。不意に台所に立ってコンロに点火したので覗き見するも「大丈夫だからほっとけ」と言われる。ぼくは居室に戻らされて電…

全人類のハッピーエンドを願う

また追いかけられる夢を見た。 【4492】世界がおかしいです。自分もおかしいです。怖いです。 | Dr林のこころと脳の相談室 落ち着いて2の冪を数え…にんじんを空に向けるんだ!そういう時にきっと人間はチャンスに巡り会えるものだ。監視カメラ破壊社会派のお…

心象風景、あるいはきゅうりパンについて

首都高速湾岸線。曇天のお台場。空飛ぶスパゲッティ・モンスター。タワーマンションの横を飛行。 許されている。許されない。許されていない。 快は善か?快は悪でないならば善か? 西を向く。曇天。右手に低い丘。左手前方に遮られた太陽。田圃。畔道。ゆっ…

E. I. ザミャーチン『われら』

われら - 岩波書店 ぼくは一年で一冊しかマトモな読書をできないのかもしれない。いや、それでもマシな方だ。だってぼくは資本主義的生産様式の奴隷に過ぎないのだから。読書する時間を与えられている奴隷など本来は存在しない。ぼくはその点特権階級に属し…

相互理解の不可能性について

何かを書かなければ死んでしまう。しかし、いざ立ち向かうと筆が進まない。いっちょ前に文豪面をしてみる。今日の御供はブランデーのソーダ割だ。まだまだ夜は長い。 その昔、むかーしむかし。このブログを開設したばかりの時分である。「就活」だの「学部生…

昨今の情勢について

重てえタイトルだ。Easy goingをモットーに生きている(訳註:ここでは「毎日何も考えずテキトーに生きている」の意)ぼくにとって、こういう抽象的なタイトルで書き始めるのは非常に難しい。あからさまに更新頻度が下がっているので重てえ腰を上げて書き始…

なんか違うよなーと思う話

暑い。暑すぎる。燃えるようだ。 かつてぼくはこのブログの中で「この国には言論の自由がある」と書いたことがあるが、今ここでそれを撤回しよう。この国には一切の自由もない。それを踏まえ、ここから先は全て抽象的表現で話を進める。ぼくはまだ死にたくな…

「神聖ソヴィエト帝国」の実態とその変容について 〜『エリヤの黙示録』に描かれた千年王国〜

ぽくね?すげえそれっぽいタイトルができた。今年のタイトル賞はこの記事で間違いない。やったね。 ①これは何についての記事なのか ここまでの文字の羅列からぼくがこれから何を書こうとしているかを理解できる人がいるならそれはそれでドン引きする。普通な…

革命とは手段ではなく結実である

自己=存在世界=不条理=アナーキー=実存 自然=人間≠理性 ナザレのイエスの磔刑=津島修治の入水 哲学=眼鏡、宗教=色眼鏡 「理性は間違う」は理性から導かれる 価値観とは妄想である 好きの反対は無関心 「全ては許されている」 弁証法はただの思考停止 胡蝶…

ぼくの戦争論~反戦論者=反権力者としての立場について~

タイトルを見て「なんだコイツ、反戦パヨク野郎か」と思ったネトウヨ兄貴たち(ここで「姉貴たち」については考慮しない。ネトウヨの女にそもそも女としての権利は必要ないからだ。反論できるならしてみろ、俺を殺してみろ高市!)はまず落ち着いてほしい。…

緊急声明

アフガニスタン・イスラム共和国という国が滅んだ。 我々はつい何十時間か前、国家が消える瞬間を目撃した。 少なくとも、ぼくが物心ついてからは「国家が消滅する」という瞬間はなかった。ソビエトですら産まれたときには既に散り散りに爆散していたし、当…

ジッド『ソヴィエト旅行記』 訳:國分俊宏

ソヴィエト旅行記 | 光文社古典新訳文庫ソヴィエト旅行記 (光文社古典新訳文庫)作者:ジッド光文社Amazon 久々の、本当に久々の頑張って書く書評である。なお、この記事には天地開闢以来最長の前置きが書かれている。Hirohitoのように「堪ヘ難キヲ堪ヘ」てほ…

架神恭介、辰巳一世『完全教祖マニュアル』

完全教祖マニュアル (ちくま新書)作者:恭介, 架神,一世, 辰巳発売日: 2009/11/01メディア: 新書筑摩書房 完全教祖マニュアル / 架神 恭介 著, 辰巳 一世 著 今日、たまたま本屋で手にした新書である。サクッと読めたのでその日のうちに。鮮度抜群の感想であ…

2021年度所信表明演説

今更年度始めか、というツッコミは全て受け流す。何故ならぼくは「年度」という概念のことをクソだと思っているからである。 ぼくは無政府主義者である(突然の告白)。 なにゆえ突然このような危険極まりない主張を同窓の諸君や各方面の関係諸氏に向けてす…

震災論

【「死」に関する民主共和国臨時政府国家評議会議長談話】

この記事を書き始めてから数か月が経ったが、放置推敲している間に激動の2020年は永遠の過去の彼方へと吹き飛んでいった。「日本人的惰性」教徒の自分ですら、年越しの瞬間の初詣には行かなかった。ゆく年くる年を見ながら年を越すのは人生で初めての経験だ…

3年

どうやらこのブログを作ってそろそろ丸3年が経過するらしい。ここまで存続したのはひとえに応援してくださっている皆様のおかげぼくがこのブログの存在を忘れなかったからだ。むかーし厨房だった時のアメなんとかは半年持たなかった気がする。今となっては…

BLUE

https://youtu.be/1q_5DzUYU7E これは非常に重大な「補完」だ。 全てが繋がった。思っていた通りに。

『ブッダのことば』訳:中村元

突然どうした。 心が疲れている(要検証)ので、このまま書き始めます。 ブッダのことば。原語ではスッタニパータ。一応ブッダが弟子に直接語ったとされる事が書いてあるらしいということを聞いた事がある気がするかもしれない。 基本的には詩の集まりである…