民主共和国臨時政府執務室

Willkommen im Büro der Provisorischen Regierung der Demokratische Republik!

泣きました ぼくは無神論者でアナキストで反出生主義です













①ふじさんろくにおうむなく






嘔吐 新訳 - 株式会社 人文書院





あれは確か中学時代のこと(たびたび中学時代の話を持ち出すのはそこ以外の人生に栄光がなかったからと言えるのだが)。

中学生の夏休みとは人生でもっとも暇で楽しい瞬間である。親という存在にとって最大の負担たる夏休み期間に少しでも親孝行をしようと企んだぼくは、ある日市民の血税でもって冷房をガンガンにかけてくれる図書館に引き篭もることにした。偶然にも、小学校の間数年だけ同じクラスだったやつも「tiredってなんて読むんだっけ?タイレッド?」など大声で喚きながら夏休みの宿題をしている。地獄の中学受験を潜り抜けたぼくはあんなバカ共とは格が違うんだ。そんなんで高校行けるのか。そう思いながらぼくは次の「倫理」なる科目のテストで実存主義の範囲だけ満点を取る」というバカな目標を立て日々勉学に勤しんだ、というか宿題の山と対峙した。


そんなこんなで宿題に手を付けつつ、集中が30分ともたないぼくはすぐに立ち上がって書棚をウロウロし始める。そして、授業で習った覚えのあるなんだかとんでもなく奇妙なタイトルの本を見つけ、手にとって5行読んで戻した(嘔吐だけに)




それから数年過ぎ、新訳と銘打ってあったので某市の丸善でこれを買い、20ページくらいまでは読めた。
歳を重ねれば忍耐力はつくものである。












②なぜファシストの書く文章は面白くないのか




ルーマニアの変容 | 法政大学出版局



上記の2冊はぼくの本棚の「割と邪魔な位置」を長期に渡って占め続けている。
特にこれは本当に面白くない。適当に入ったボロい居酒屋で店主に絡んでいる、夕方から呑んでいるジジイに絡まれた時くらい面白くない。


「なぜ面白くないのか」は理由を答えるための問いかけではない。単に呆れているだけだ。





そういえばナチ公も最初の集会はビアホールでやっている。その程度ってことだ。









③産むな、増えるな、地より失せよ



新共同訳 - 日本聖書協会ホームページ


これの前の版をブックオフで買った。聖書を古本屋に出したら棄教なのでは?
ともかく、その付箋までついた古聖書を買った。流石に読めてない。読めないついでに資本論の横に並べてある。