民主共和国臨時政府執務室

Willkommen im Büro der Provisorischen Regierung der Demokratische Republik!

政治

a present

プライベートで人生の区切りがついたタイミングなので、現段階で自分の脳みそに浮遊していることがらを文章として書き出しておく。 ①Amazing Grace ぼくはアメイジング・グレイスという曲が「嫌いではない」。メディアの効果で割と世間にも知られた曲である…

高島鈴『布団の中から蜂起せよ』

布団の中から蜂起せよ: アナーカ・フェミニズムのための断章作者:高島 鈴人文書院Amazon布団の中から蜂起せよ - 株式会社 人文書院 書店に赴くという行為は、ぼくにとってただ脚の筋肉の運動を意味するというわけではない。そもそも書店というところには、本…

昨今の情勢について

重てえタイトルだ。Easy goingをモットーに生きている(訳註:ここでは「毎日何も考えずテキトーに生きている」の意)ぼくにとって、こういう抽象的なタイトルで書き始めるのは非常に難しい。あからさまに更新頻度が下がっているので重てえ腰を上げて書き始…

なんか違うよなーと思う話

暑い。暑すぎる。燃えるようだ。 かつてぼくはこのブログの中で「この国には言論の自由がある」と書いたことがあるが、今ここでそれを撤回しよう。この国には一切の自由もない。それを踏まえ、ここから先は全て抽象的表現で話を進める。ぼくはまだ死にたくな…

ぼくの戦争論~反戦論者=反権力者としての立場について~

タイトルを見て「なんだコイツ、反戦パヨク野郎か」と思ったネトウヨ兄貴たち(ここで「姉貴たち」については考慮しない。ネトウヨの女にそもそも女としての権利は必要ないからだ。反論できるならしてみろ、俺を殺してみろ高市!)はまず落ち着いてほしい。…

緊急声明

アフガニスタン・イスラム共和国という国が滅んだ。 我々はつい何十時間か前、国家が消える瞬間を目撃した。 少なくとも、ぼくが物心ついてからは「国家が消滅する」という瞬間はなかった。ソビエトですら産まれたときには既に散り散りに爆散していたし、当…

ジッド『ソヴィエト旅行記』 訳:國分俊宏

ソヴィエト旅行記 | 光文社古典新訳文庫ソヴィエト旅行記 (光文社古典新訳文庫)作者:ジッド光文社Amazon 久々の、本当に久々の頑張って書く書評である。なお、この記事には天地開闢以来最長の前置きが書かれている。Hirohitoのように「堪ヘ難キヲ堪ヘ」てほ…

2021年度所信表明演説

今更年度始めか、というツッコミは全て受け流す。何故ならぼくは「年度」という概念のことをクソだと思っているからである。 ぼくは無政府主義者である(突然の告白)。 なにゆえ突然このような危険極まりない主張を同窓の諸君や各方面の関係諸氏に向けてす…

3年

どうやらこのブログを作ってそろそろ丸3年が経過するらしい。ここまで存続したのはひとえに応援してくださっている皆様のおかげぼくがこのブログの存在を忘れなかったからだ。むかーし厨房だった時のアメなんとかは半年持たなかった気がする。今となっては…

"911"について

このブログに書くのは当然陰謀論などという文化的に頽廃した記事ではない。911が無いってのなら真珠湾だって無いんだよ。 大学入試で使われるような「現代文」でも、このネタはイヤというほど使い古されてきた。しかし、未だに強烈な印象に残る出来事だった…

レーニン『帝国主義』

序盤からブッ込んでいく。 ロシア革命から丁度100年の今年、折角なのでロシア革命に関する本、それもレーニンの本を読んでみようと思った。レーニンといえば、やはり『帝国主義』である。 資本主義が発達するとカネ余りが生じ、投下先を求めて世界分割が起こ…

マキアヴェッリ『君主論』

「民主共和国臨時政府執務室」と名乗るブログの初っ端の記事に『君主論』の事を書く辺り、僕なりの冗談を読み取って欲しい、というよりかはそれ以前に、多分自分が今まで関係を持ってきた人たちは、両親を含め皆その辺の皮肉が大好きだったんだろうと思って…